教育する側には我慢するということが必要不可欠です
世の中にはいろいろな教育があります。何も国語や算数、理科、社会等の勉強を子供に教えることだけではありません。勉強の他にも人生において大切なことはたくさんあります。人が生きて行く上での人生観や一般常識等も大変重要なものの一つです。
三つ子の魂百までということわざがありますが、これは小さい時、特に幼少期に形成された人間の性格は基本的には大人になってからも変わらないという意味です。人間は生まれてからの3年間で最も急成長すると言われます。ですからその期間に培われた性格が後々になってその人の人間性を左右するようです。
幼少期に親にいろんな面で抑え付けられた子供は性格的に萎縮しがちだと言われます。逆に親が言いたいことを我慢して育て上げた子供は伸び伸びと育つと言われます。大切なのは、あれはダメ、これもダメと抑え付けるのではなく、子供のやりたいようにやらせることと、決して他の子供と比べることなく、常に見守ってあげることが大切なことなのではないでしょうか。本当の教育とは我慢することと、常に見守ってあげるということなのではないでしょうか。